奇跡は起こる

 何事か？というタイトルなのですが、そのままです。

ここ最近は嬉しいことが沢山でじんわりと毎日に感謝する日々です。

まずは先日参加させて頂いたイベント、「Having a blast」ありがとうございました。

展示自体がすごく久しぶりで、最早展示ができるだけで奇跡と言っても良いくらい、今の自分には夢のような時間でした。絵を見てもらえるだけで最高に幸せだと感じていたのですが、当日は多くの方が原画を購入してくださり、もう言葉にならない気持ちでいっぱいになりました。

どんな時も絵だけはずっと描いてきました。

でも色んなことがあって、活動がしぼんでいき、ただ描いているだけで何に響いているのか分からないという状況でした。誰からも期待もされていないし、自分が匙を投げたらもう終わりだというところまできていたと思います。

でもそんな状況でも描きたい絵がどんどん出てきて、私自身の悲惨さとは裏腹に彩度の高い作品が沢山うまれました。不思議だけどギリギリの自分も、そんな生活なのに絵を描くことをやめられない自分も何処か喜劇を見ているみたいでとても楽しかった。

それで本当に奇跡みたいなタイミングで展示のお話をいただいたのでした。

出会いだと思って、とその場で絵を買っていただいた事、やっと届くべき人の元へ絵が届いた！と胸が熱くなると同時に、このどうしようもない日々を過ごしてきた数年間を思い切り抱きしめたくなったこと、この先もずっと忘れないと思います。