すっかり更新が遅くなってしまったのですが、先週水曜日に
大間々 渓子 個展『近くて遠い国』、無事終了しました。
また、「近くて遠い国」のメンバー数名が新しい家族に迎えていただくことになりました。
迎えて下さったみなさん、ありがとうございます。絵がみなさんの元に旅立つことがとても嬉しいです。
今、綺麗に梱包して送り出してやる準備をしておりますのでお手元に届くまで少々お待ち下さい。
これもひとえに来てくださったみなさん、日頃応援してくださる方々のおかげです。
心からそう思います。ありがとうございました。
実は、個展がおわってぼーっとする間もなく次の準備や仕事をしています。
これはとても幸せなことだと思います。
頭の悪い私でも、ふとした瞬間に「私なぜ絵を描きたいんだろう」とか「この絵を描き終えた先には何か待っているのかな」とか漠然と思うことがあります。
好きでやっていることなのに、矛盾しているかもしれませんが、そう思ってしまう日もあります。
でも絵を描く理由なんて案外簡単で単純なものでしかなく、描きたいから描くし、先の未来に何も用意されていないと思うのなら自分で用意するのみという結論にいつも至ります。
28年、短い人生の中で思うのは、不器用な自分が本当に心血を注いで打ち込めることは絵しかないということでした。この1年半はそれを取り上げられないよう、必死でした。
今もその必死さは変わらないし、これからも精進していかなければ簡単に自分の手から離れていってしまうと思っています。
このような発表の場を与えていただけていることは奇跡であり、日常で自分に起きているひとつひとつの事柄もまた奇跡だと思います。その奇跡を見逃さないように、これからも大事にできるようにしていけたらと思います。
さいごに、本展示開催に多大なるご協力をいただいた ギャラリー commune、昼夜問わず支えてくれた家族に、本当にありがとうございました。
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