奇跡は起こる

 何事か？というタイトルなのですが、そのままです。

ここ最近は嬉しいことが沢山でじんわりと毎日に感謝する日々です。

まずは先日参加させて頂いたイベント、「Having a blast」ありがとうございました。

展示自体がすごく久しぶりで、最早展示ができるだけで奇跡と言っても良いくらい、今の自分には夢のような時間でした。絵を見てもらえるだけで最高に幸せだと感じていたのですが、当日は多くの方が原画を購入してくださり、もう言葉にならない気持ちでいっぱいになりました。

どんな時も絵だけはずっと描いてきました。

でも色んなことがあって、活動がしぼんでいき、ただ描いているだけで何に響いているのか分からないという状況でした。誰からも期待もされていないし、自分が匙を投げたらもう終わりだというところまできていたと思います。

でもそんな状況でも描きたい絵がどんどん出てきて、私自身の悲惨さとは裏腹に彩度の高い作品が沢山うまれました。不思議だけどギリギリの自分も、そんな生活なのに絵を描くことをやめられない自分も何処か喜劇を見ているみたいでとても楽しかった。

それで本当に奇跡みたいなタイミングで展示のお話をいただいたのでした。

出会いだと思って、とその場で絵を買っていただいた事、やっと届くべき人の元へ絵が届いた！と胸が熱くなると同時に、このどうしようもない日々を過ごしてきた数年間を思い切り抱きしめたくなったこと、この先もずっと忘れないと思います。

夏の終わりに

夏の終わりにとっても幸せなお仕事をさせてただきました。

お花のアトリエ、mina0310 の看板を描きました。

minaちゃんは古くからの友人でもあり、とても尊敬している人のひとりでもあります。プリザーブドフラワーやドライフラワーで華麗で素敵な作品を作りだしているminaちゃん。

これからもそんな彼女のもとにたくさんのお客さまが集いますようにと願いをこめて描かせてもらいました。アトリエに看板を飾ってもらってとても嬉しかったな。楽しいことばかりの夏でした。

最近思うのは、良い事も悪い事も全ての行いは自分に返ってくるということです。

自分自身の鍛錬を怠らず、周りの人の幸せを願うことのできる人であれ

この夏に強く感じたことでした。

味わい尽くしているのか

　味わい尽くしているのかと問いたいのです。

ふとした瞬間に、甘いとかしょっぱいとかちゃんと味わっているのか、本当に味してるのか、自らに問い合わせながら生きる夏。

新しい挑戦

 少しずつでも新しいことに挑戦していきたいと思い、NFTアートなるものを出品すべくコツコツと準備をしていました。

こちら↓でデジタルで描いた絵をNFT化し販売しています。

https://opensea.io/account

NFTアートとはデジタル作品（絵でも映像でも音学でも）をブロックチェーン（暗号技術を用いたデータベースの一種）に記錄することで改ざんやコピーなどができない、つまりNFTとして登録したデジタルデータを唯一無二のものとして管理することができる画期的な仕組みだそうで、ちょっと難しそうだけど、デジタルで描いた作品にどのように価値をつけるのがよいのか悩んでいたのもあり、案ずるより産むが易し精神でええい！と飛び込んでみたのであります。

暗号資産用の口座開設、暗号資産を円建てして振り込む用の口座も作ったり、NFTアートを取り引きするにあたり新しく覚えたり理解することがたくさんあってなんだかんだ1週間ちょっと準備に時間がかかりました。前の自分だったら、難しそう、何と無く自分には合わなそうだ、などと理由をつけて絶対に挑戦しなかったと思います。でももしこのまま何もしなかったらデジタルで描いた絵たちはただただ私のデータベースで大事にされて終わって行く。それが嫌なら少しでもみてもらえる場を自分で開拓して行くべきだよなと強く思ったことがきっかけです。

あとは絵が売れてくれると良いのですが！！！笑

SNSも少しづつ変えています。

やっぱりちゃんと絵を見て欲しい。SNSをやっているとつい余計なことを言ってしまうのですが絵が埋もれないように、届くべきところへちゃんと届くように。何より自分がのびのび自由に表現できるように整え直したりしました。

Twitter https://twitter.com/Keiko_Omama

Instagram https://www.instagram.com/keiko_omama/

そして一年以内くらいに個展をやりたい。

まだ直接発表していない絵が100枚以上あるのと、今の自分ならとても自由にやれる気がして。ゆるゆるとギャラリーを探したりしています。ギャラリーでなくても良いなと思ったり。絵たちが生き生きと過ごせる風通しの良いところでばーっと広げてやりたい。そんなことを思っています。

1年前は生きるのに必死で（今もだけど）命さえあれば何にもいらないと言っていた人間が個展を開きたいと言っている。健全な欲、生きるための欲がちゃんと私にも出てきた。

ほんとうに仏のような気持ちで過ごしていて、無欲すぎて大丈夫か自分？と思っていたけどちゃんと悔しいとかもっとこうなりたいとか今はどんどん湧いてきている。

真っ黒で終わりの無い穴を覗いてしまったあの日を忘れることはできないし、色んな葛藤もあるし気持ちがブンブン揺れてしまう日もあるけれどそれも含めて自分なんだし。

超超超〜微風だけど最初の風をちゃんと自分で起こして行かねばと思っているのでよろしくお願いします！

この世界によせて

世界中のひとたちの心が少しでも穏やかでありますように

今にも消えそうな光にそっと手を差し伸べられる世界でありますように

疲れたら羽を休められる枝がありますように

夜はぐっすり眠れますように

晴れだの雨だの毎日のお天気とか

そんなことを一緒に喜び合える毎日でありますように

オーストラリア森林火災募金ポスター ご報告

この度、オーストラリア森林火災募金ポスターの売上金7,000円を本日現金書留にて多摩動物公園へ納めさせていただきました。

ポスター売上の内訳は以下の通りです。
ポスター14枚×500＝7000

ご賛同、ご協力いただいた皆様にはこの場を以てご報告とさせていただきます。
ありがとうございました。
今回のオーストラリア森林火災への募金は3月いっぱいで受付を終了するとのことです。また何か継続的にできることがあれば今後もこの様な活動を細々とでも続けていけたらと思っています。

2020カレンダー

大変遅ればせながら、2020年度のカレンダーできました！

毎年作ってきたカレンダーのなのですが、自分の中では今年から作る事をしばらくやめようかと思っていました。

毎年コツコツ描き貯めた原画から12枚を選んでカレンダーを作るのですが、沢山の人に気軽に手に取って楽しんで欲しいという気持ちと本当に自分のやりこととの気持ちのバランスを取るのが難しくなってきていたのが理由です。

ただの自己満かもしれないのですが、私にしかできないものを作り、良い！と感じて下さる人や場所にきちんと届けることをもう一度やっていきたい。その一歩として考え直した時に2020年のカレンダーも作る意味があるなと思えました。そこからは今まで自分が知らず知らずのうちにストレスに感じていた部数や質や価格を思い切って変えようと決心。矛盾しているのですが、究極はこれで売れなくても良いと思えるかどうか。自分がちゃんと気に入っているかどうか。そんな気持ちで作ったカレンダーです。

毎年ご購入いただいている方には価格が変わっていたり、サイズも大きくなっていたりで戸惑わせてしまっているかもしれません。ごめんなさい。

カレンダーは2020年4月スタート、2021年3月終わりの12ヶ月です。

サイズは見開きでA3サイズになります。絵の部分だけでたっぷりA4あるのです。

絵は全てこの1年以内に描いたものを使っています。

価格は1500円＋送料370円になります。

詳細はWEBショップでもご覧頂けますので見ていただけたら嬉しいです。

大間々商店