2015年12月17日木曜日

くいしんぼうと時空の歪み

タイトルに特に意味はありません。
くいしんぼうで、たまに「時空の歪み」みたいなものをキャッチしては正していく、という毎日を過ごしています。


近所のよく行く洋食屋さん「キッチンマカベ」
顔がまんまる。確かこれはステーキ食べた後でとっても幸せだったから。


家でチャーシューパーティしたよ


聞きたいことがたくさんあるよ


夢の国にも行った



私の敬愛する漫画家、イラストレーター、神保さんのアトリエに家宅捜査しに行ったり…
「失敗を積極的にごまかす。」
わかりました、先生



絵も描いてる。もう少ししたらお知らせしたことがある〜!

ウェディングボード

大好きな友達夫婦のこいちゃんめぐちゃんのウェディングボードを描かせていただきました。特に新郎のこいちゃんとは学生時代からの付き合いで、パーティの会場は懐かしい顔ぶれ勢揃いで同窓会みたいだったな。
私にとって17歳〜20代前半の時期は自分の人生の友達っていうものを沢山得られた時代だったのだなあと、幸せそうな二人を眺めながらそんなことをぼんやり思いました。
絵を描かせてくれて本当にありがとう!最高の夫婦の誕生や!


音楽好きな夫婦だから切り株レコードだよ!



あすちゃん写真ありがとう!


2015年11月28日土曜日

描く日々

とにかく毎日描く日々。
吸収したものを見える形に出す。
イメージの方が早くて手が追いつかない。楽しい。
絵を描くのって、私にとってはご飯食べて出す、と似ているな。

2015年10月26日月曜日

よっと、10月ももう終わる〜

気付いたら10月ももう終わるところにきていた。
生活の環境が変わり、私は毎日早起きになった。体も前よりテキパキ動くし、ざわざわしていた波みたいなのが凪に変わって今はすとんと腰を落としている感じ。
それだけどブログとか更新できずにいた。特に理由はありません。
で、今更新したくなったからそうしています。

引っ越してから制作も順調です。
展示の予定がないので、今は色んなコンペなどに送ったり、気に入った風景などを描いている毎日です。少しだけ結果が出たものもあれば鳴かず飛ばすの時もありますが、どんな結果でも受け入れられる自分がいます。
絵が描けることが嬉しくてたまらないので、結果は二の次、というかコンペは絵を描く口実なので挑戦できるものにはどんどん挑戦していきたいと思っています。

とにかく今住んでいる場所が大好きで、この場所で絵を描けるだけでとても満たされる。こんな感覚は初めてだ。とにかく風や光がとても綺麗。毎日に色がある。
焦ったり、変にかっこつけたりする必要もなくて、あるのはただ前向きな自分への挑戦だ。

どんな自分も本当の自分だけど、小学生までの自分と今の自分が今までで一番生きやすいと感じる。しっかりしたいな、という所はこれから少しずつクリアにしていこう。


















2015年8月11日火曜日

日本クマネットワーク ニュースレター「BEARS JAPAN」表紙

人とクマの共生をはかるための活動と情報交換を行っているNGO組織、日本クマネットワーク(Japan Bear Network)より発行されている機関誌「BEARS JAPAN」の表紙デザインを担当させて頂きました!これから1年間、私の絵を表紙に使っていただきます(嬉しすぎます。。。)






































JBNとの出会いは私が動物が好きで、その当時ちょうどクマの絵ばかり描いていた時期があって、そんな時に私のことをよく知ってくれている友人が偶然にもJBNの研究員をされていて、「けいこちゃん、野生のクマ見る?」って誘ってくれて、まだ日が昇らない薄暗い中、栃木県の山中に入り、調査に同行させていただいたのがきっかけでした。
近くで見た野生のクマ、ほんとうにほんとうにカッコ良かった…!!!
今でもあの時の光景は色あせません。はっきりくっきり私の体と脳ミソに染み付いた!

JBNは様々な分野からクマとその周りの環境、人との共生などの研究をされています。
http://www.japanbear.sakura.ne.jp/cms/ 

また、オリジナルグッズのデザインもさせていただいています!
グッズはHPよりどなたでも購入いただけます。

このような機会を頂き、本当にありがとうございました。
動物や植物など、自然を追ってきた自分にとって、すごく意味のある仕事。
そしてやっぱり、思いっきり動物描けるのが単純にすごく楽しいです。
今年は動植物を思いっきり描ける仕事を増やすぞ。

次号もお楽しみに!!




2015年7月24日金曜日

友達!海!!引っ越し!!!

気付いたら、もう7月が終わりますね。おそろしや。

7月中の出来事
友達のMIDORI SANADAのブランド、H/A/R/V/E/S/Tの展示会のお手伝いをさせてもらいました。
彼女の経験してきた事や日頃どんな眼差しでものを見ているのか、じんわりと染み込んでくるような展示でした。私ももっとがんばりたいなあと思いました。
H/A/R/V/E/S/T





















最近はよく海に行きます。
昔からなのだけど、海とか山とか大きな自然を目の前にするとテンションが上がってしまって、やばい。
港町で生まれた私にとって、特に海は特別。
生まれた季節は春。桜と潮風の中、海の見える助産院で生まれた。
この日は気付いたら、ひとりだけ海ぼちゃしてしまい、着替えを借りるという失態。
心が動きすぎてある意味体を置いてけぼりにしてしまったような感じ。
普段は運動不足の大人なのに心だけはすぐに小学生のようになってしまう。

スイカ割り。惜しい!




















海の出てくる映画を見たり、海の絵を描いたり。
















そして引っ越し。
理由はもちろんあるのだけど、それにしても急遽決まった引っ越し。
引っ越しを決めたのは良いものの、なかなか次の物件も見つからず、でも限られた時間の中で決めなくてはいけないし、、、と最初は大慌てで大変だったが、やっと色々なことが落ち着き引っ越し作業も佳境である。

今の家は実家を出てから今までで一番長く住んだ所で、特に何が良いって訳では無いのだけど、何となく良くてとっても居心地の良い家でした。
建物は古くて、でも設備もそんな中で一生懸命工夫されていて、何か良いな〜ってかんじ。不便な所も沢山あったけど、不器用でかわいい奴、みたいな。

もうこんな風にこの家でふざけたりすることもないんだなって思うと少し寂しいけど、次の家でもまた楽しい色々が待っている気がするから流れに乗って行ってみよ〜って感じです。























あ〜、はやく落ち着いて絵描きたいなあ〜〜
言うてる。











2015年6月15日月曜日

「もっと誰かのために描きたい」

6月に入ってから、家に自然と人が集まることが多くなった。
会いたかった人に安心できる場所でゆっくり会わせてもらっているような感じ。
大切な人たちを迎えるための掃除は全く苦ではなく、とても清々しい気持ちにさせてくれるから不思議。
決して豪華ではないが、来てくれる人の顔を思い浮かべながら料理を作る。
お腹を満たして笑う。優しい時間が流れる。
いつもより少しだけテーブルを華やかに飾ってみたり、ちょっとしたことでこんなにも気持ちが豊かになるのだなあと改めて感じた。




















お友達からとても美味しいパンケーキの粉をお土産でいただいてから、私の中でパンケーキブームが到来。キャンプの朝に食べたパンケーキも忘れられないし、最近はパンケーキのある所に幸せがあるような気持ち。
簡単に作れて素朴な感じで食べれるのが良い。
丸いものを食べると優しい気持ちになる。




















大好きなお友達のバースデーパーティ。
ずっと内緒にしていたからとても驚いて喜んでくれた。
笑顔が集まる場所はなんて幸せなんだろう。
みんなで食べるご飯は美味しい。
全てがきらきらして、私はそれを見ているだけでぼ〜っとしてしまうくらい胸がいっぱいになった。お祝いしているはずが、とても大きなプレゼントをいただいたような気持ち。
大輪のひまわりから優しい愛が溢れていた。






























最近、少しずつ、でも確実に自分の中の何かが変わり始めている。
ずっと自分の為に描いていた絵を誰かのために描きたくなった。
これは誰かを癒したいとか優しい絵を描きたいということではなくて、自分の為に描いた絵でも必ず誰かに寄り添える部分があるのだなということを実感したと言った方が良いのかもしれない。
とても不思議だけど、私も絵を描く時に自然や動物たちの中にそういったものを感じている。動物たちは私に寄り添おうなんてもちろん思っていないのだけど、受け取る側が通じ合う部分を自然と探していて、それがピタっと合った時に何かそこに感動が生まれるんだと思う。

谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」の詩に

>万有引力とは
>ひき合う孤独の力である

という一節がある。

私はこの言葉が大好きだ。
生命は皆、ひとりで生まれてひとりで死んでいく。
お母さんの胎内からおぎゃーと生まれてから、実はずっと孤独だ。
だからこそ惹かれ合って引き合う。
だから引き合った運命を大事に慈しみたいし、そうゆう中で私は絵を描いて、幾つまで生かしてもらえるのかは分からないけど、最後は宇宙の塵みたくなってフワっと消えていきたい。そうやって果てのない二十億光年の孤独の旅を続けていきたい。